ブランドについて
カノニコ<CANONICO>は、生地メーカー(ミル)として1936年に北イタリアのビアラで創業しました。
正式名称は<VITALE BARMERIA CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ社)>です。
世界三大生地産地のイタリア・ビエラが本拠地の老舗で、原毛の調達・糸の紡績。生地の産地まで一貫して行っています。
創業は1936年ですが、前進となる織物生産に関するもっとも古い資料は1663年までさかのぼることができ、世界最も古いミルのひとつと言われています。
コレクションによって傾向はありますが、カノニコの生地は軽く滑らかで、美しい発色が特徴とされており、かつ高品質でありながら高いコストパフォーマンスを保っている点が魅力です。
国内ブランドではユナイテッドアローズやTAKEO KIKUCHIなど、世界のアパレルブランドではゼニア、バーバリーやラルフローレンなどでも取り扱われており、世界中で人気を誇っています。イタリアを代表する一流の生地メーカーのひとつです。
生地の特徴
カノニコのコレクションにはさまざまな種類がありますが、ユザワヤの紳士服売場サーミッドフィールドでは、6つあるラインのひとつとなるクラシックラインの「PERENNIAL(ぺレンニアル)」と「Flannel(フランネル)」という秋冬生地を取り扱っています。
PARENNIAL(ぺレンニアル)
ビジネス用のスーツ生地として、もっともクラシックでベーシックなコレクションです。
Super110’sの高品質な原毛を生かしたとても滑らかで軽量感のあるものが豊富です。
スーツといえば英国流の色柄ですが、そこにこだわることなく色柄豊富に開発された「自分が目指すスタイルだけではなく、自分が誰であるかを知らしめたい、そんな男性のためのテキスタイル」です。
Flannel(フランネル)
フランネルは一般名詞でもあります。
表面の繊維をふっくらと毛羽立たせた生地のことで、冬のスーツの定番といえます。
フランネルとしてはとても軽く織られており、糸染めの際に異なるニュアンスのウールをミックスさせて霜降り調の生地となっています。
色合いと軽やかさが、やさしい風合いをかもしだし、フランネルのもつ威厳と調和します。
サーミッドフィールドでは、
秋冬生地を お仕立代込み シングルスーツ上下1着 48,000円(税込52,800円)にて、販売しております、
気になる方は、ぜひ各店舗までご連絡ください!
生地の紹介
ここで実際の生地の紹介をいたします!
ただいま展開中の秋冬コレクションより、特別にチョイスした3点をご覧ください。
ネイビー無地(品番586.801/265)
カノニコの発色を感じたいのなら、ぜひ単色の無地をお選びください。
ビジネススーツの定番のネイビースーツですが、濃くあざやかな風合いが美しいです。
秋冬生地としては原毛がSuper110’sと細く軽いため、長いシーズン着用することが可能です。
飽きのこない永遠の定番だからこそ、一流ブランドのスーツを1着は持っておきたいですね。
ネイビー地ウインドペン柄(品番486.31111/3):PERENNIAL(ぺレンニアル)より
大きな格子模様を「ウインドペン」とよびますが。数ある格子柄のなかでも非常にシンプルで伝統的な柄です。
格子柄はカジュアルな印象になりがちですが、ウインドペンはクラシックで上品な印象です。
無地と同じく生地の発色の美しさが分かりやすく、ビジネスだけでなくカジュアルなシーンでも気軽に羽織れる色柄です。
チャコールグレー地チョークストライプ柄(品番499.575/31)Flannel(フランネル)より
フランネル特有のやわらかな着心地とカノニコらしい軽やかさは、一度着るとトリコになってしまいます。
混色の糸で織られている霜降り調のグレー地なので、太めのラインが目立ち過ぎず、力強さと上品さのバランスがとれています。
フランネルは季節感がはっきりしているので、着用シーズンはぺレンニアルと比べて短くなりますが、それでもなおおススメしたい品質の1点です。
まとめ
カノニコ<CANONICO>は、イタリア・ビエラの歴史を誇るワンランク上のスーツ生地です。
ユザワヤ紳士服売場サーミッドフィールドでの取り扱いブランドの中でも高級生地となります。
世界で愛される美しい風合いをぜひお試しください。
あなたのワードローブを彩る1着に加えていただきたいです。
カノニコは
シングルスーツ上下1着 58,000円(税込63,800円)にてお仕立ていたします。
こちらの記事を読んで、気になる方は、ぜひ各店舗までご連絡ください!
(2023/10/11)